皮膚のバリア機能とは

皮膚にはバリア機能が備わっており、外からの雑菌やその他の異物が侵入しないようにしたり、体内の水分が外に蒸発しすぎたりしないようにして皮膚の乾燥を防いでいます。一口に皮膚と言っても、表皮と真皮、皮下組織という3層構造になっています。皮膚の一番外側になる表皮のさらに一番外側にある角質がこのバリア機能の役割を担っています。

バリア機能は、引っかいたり物にこすれたりすることで低下するだけでなく、汗や紫外線などによってもダメージを受けてしまいます。ダメージを受けた部分から水分や保湿因子が減ってしまい、アレルゲンが侵入しやすくなります。アレルゲンが侵入すると、過剰に免疫が機能し強いかゆみが起こりやすくなり、掻いてしまうことでさらにバリア機能が損傷をうけ悪循環になってしまいます。

損傷を受けたバリア機能を守るためには、「保湿」が非常に重要なキーワードになります。肌の表面を水分がしっかりとガードしていると、アレルゲンは侵入しにくくなります。アトピー肌の人は、保湿を中心にスキンケアを考えるようにしましょう。もちろんそれだけでなく、少しでも肌への刺激を避けるためにも、スキンケアをするときはこすらないように心がけることも大切です。